こんにちは、カルロス工務店(@crls1031)のカルロスです。
業務提携をしているリフォーム会社の事業拡大に伴い、”新倉庫”兼”駐車場”を契約にすることになりました。
そこに合った物置小屋を作るために図面を作り、材料を拾いました。
以下には図面とともに僕が考えた作り方を書き記していきます。
Contents
駐車場 間取り図
土地は車3台が縦列できるほどの広さです。
そこに車1台を停め、工具保管のための小屋(既製品のキット)を奥に設置し、現場で都度出るゴミの置き場、それに建材を置けるスペースを作れればと構想しました。
物置小屋を作る3つのポイント
物置小屋を作る上で、考えた3つのポイントは以下です。
- 確認申請不要の10㎡未満(7m × 1.4m = 9.8㎡)で作る
- 縦長に作ることで、通路を確保し、かつ現場で余った4mの長い資材を保管できるラックを作る
- 屋根をスペースいっぱいに作ることで、資材置き場も確保する
以下で図面とともに詳細を解説します。
物置小屋 正面 立面図
ただでさえ細長い土地ですが、さらに小屋自体は細長く作っております。
理由は細長く作ることで
- 奥の工具小屋への通路を確保
- 小屋側面に長物資材ラックを作る
ためです。
さらに屋根を拡張することで、通路部分も濡れずに済み、さらに長物資材ラックも作れるので良い!と考えました。
【判明】上記図面で作るには確認申請が必要!
小屋作りにおいて、床面積を10㎡未満に抑えると確認申請が不要です。
ですが、今回のように屋根を床面積以上にしたり、それを支える柱を立てると、それ自体を含めた範囲で床面積と考える必要があることをご指摘頂きました。
SNSにアップした際のご指摘は以下のとおりです。
一応、確認申請のことを気にされてる様なのでコメントします。
スペースいっぱいの屋根を作った場合、端部に柱を立てたら、そこも建築面積に含まれるので10平米の計算に入れる必要があります。
端部に柱を作らなかった場合、庇という扱いになりますが、1m以上の庇は1m分は算入しなくて良いですが、残りは建築面積に算入されるので
今の図面だとおそらく、10平米のを超えて確認申請が必要になりますよ
ということで、確認申請不要で作るには、屋根を小さくしなければならなくなりましたね。
ご指摘ありがとうございました。
とても勉強になります!!
物置小屋 床組 平面図
続いで床組です。
基本的に床は910mm(3尺)ごとに基礎・束柱があります。
今回のものは奥行7mですし、物置小屋程度なので1mピッチに配置することにしました。
また幅は1,400mmなので、1,400飛ばすには強度が心許ないので、半分の700mmピッチとしています。
さらに柱を設置する予定の場所には基礎を用意しておきます。
(注:確認申請が必要となります)
物置小屋 側面 立面図
続いて側面の立面図です。
高い方は2,770mmとしています。
理由は35×45のLVLが2,700で入手しやすいからです。
2,700 + 35 + 35 = 2770 という想定です。
高い方から3寸勾配で傾斜させて屋根を作っております。
本来、2.4mを超える高い壁の場合、90mm以上のの間柱を使った方がよいでしょう。
ただ壁仕上げにトタン波板を貼るし、その下地として横胴縁もつけるので、壁下地は35×45のLVLを選択してみました。
LVLの方が間柱よりコストを抑えられます。
これで強度が足りなかった場合には、内側に下地を足すこともできますし、ひとまず安さを優先に作ってみることにしました。
物置小屋 屋根 平面図
屋根の平面図です。
縦に屋根垂木を2×4、横に桟木を配置するスタイルにしました。
それぞれ縦は455mmピッチ、横は500mmピッチです。
この下地にポリカ波板を設置して屋根は完成です。
物置小屋 物置ラック 立面図
最後に物置ラックの立面図です。
現場でマモノ(工場出荷状態の資材)も残りがちです。
木材や軽天材は長くて4mあります。
これを収納する場所を確保するべく、今回は細長い小屋にデザインしました。
図面は適当ですが、4m積めるようにし、さらに余った奥には3×6板を置けるようにできればと思っています。
これで万全!土地をフル活用した倉庫小屋の完成でしょう!
【公開】材料費、内訳・詳細も併せて
こちらを作る上で、僕が拾った材料の一覧をスクショで共有します。
こちらは普段、僕が見積もりを作る上で使用するスプレッドシートで、今回は原価のみを表示しています。
価格は拾った時のカインズの販売価格です。
材料を拾った時点で材料費が20万円に及ぶことが判明しました。
(まだ拾いきれていない部分はあると思います)
これだと、既製品キットを複数買って組み立てた方が安く上がると判断し、結局作るのは断念しました。
残念。。。
ただここまで手をかけたので、しっかりと図面にお越し、こうして文章として僕の思考の記録を残しておくことにしました。
まとめ、DIYと工務店の価格差
この設計図で上記資材を作って作ろうとすると
□ DIY:20万円(材料費のみ)
□ 工務店:材料費30万円 + 作業費30万円 + 諸経費
そんな感じになりますでしょうかね?
依頼があればどんな形のものでも、図面を書いて材料を拾って算出していければと思いますので、いつでもお問い合わせお待ちしております^^
編集後記
結局既製品を組み立てたのですが、床は適当に作りました。
まずは湿気対策ですね。
地面からの湿気をシャットアウトするために、気密シートを引きました。
そこから根太を転がし、合板を張って床が完成。
垂木と合板を使って棚も作りました。
正確には前の倉庫で使っていたものをそのまま移設しましたね。
これで大容量収納の完成!
とっても使い勝手がいいですよ^^

